第10回ハロプロ楽曲大賞2011・アイドル楽曲部門
今年も恒例のハロプロ楽曲大賞の時期に。そして今年もアイドル楽曲部門が先行して投票可能なのでまずはそちらから。
今年は詞・曲の良さに加えて、その歌い手に何処までマッチしているか、世界観を作れているかまで評価基準に盛り込んでみました。
全体のノミネート(http://www.esrp2.jp/hpma/2011/list/song03.html)の中から選んだ曲が以下の通り。
・AKB48(全8曲)
胡桃とダイアローグ
桜の木になろう
Everyday カチューシャ
これからWonderland
フライングゲット
アイスのくちづけ
風は吹いている
君の背中
・ノースリーブス(全3曲)
Answer
唇 触れず...
嘘でしょ?〜七里ガ浜の七不思議〜
・フレンチ・キス(全2曲)
If
口移しのチョコレート
・板野友美(全8曲)
Dear J
TUNNEL
Thank you
愛にピアス
Waana be now
ふいに
月の祈り
Don't miss it!
・DiVA(全1曲)
月の裏側
・前田敦子(全2曲)
Flower
この胸のメロディー
・Perfume(全4曲)
レーザービーム
微かなカオリ
スパイス
GLITTER
・アイドリング!!!(全6曲)
Don't think Feel!!!
SISTER
やらかいはぁと-Extended Edition-
ア・ナ・ロ・グ
4U
いち恋
・バニラビーンズ(全3曲)
VanillaBeans
エルスカディ
Summer vacation
・ももいろクローバーZ(全6曲)
Z伝説〜終わりなき革命〜
CONTRADICTION
ワニとシャンプー
D'の純情
太陽とえくぼ(百田百菜子)
ありがとうのプレゼント(有安杏果)
・東京女子流(全2曲)
Love like candy floss-TGS ver.-
鼓動の秘密
・bump'y(全1曲)
Kiss!
・さくら学院(全3曲)
プリーズ!プリーズ!プリーズ!(Twinklestars)
天使と悪魔(Twinklestars)
Brand New Day(新聞部)
・Negicco(全2曲)
GET IT ON!
ガッター!ガッター!ガッター!
あれもこれもと思ってノミネート曲を増やしたら案の定62曲まで膨れ上がる始末w
ここから更に絞りこんで上位10曲を選出。
風は吹いている/AKB48
If/フレンチ・キス
愛にピアス/板野友美
ふいに/板野友美
週末Not yet/Not yet
この胸のメロディー/前田敦子
微かなカオリ/Perfume
4U/アイドリング!!!
Z伝説〜終わりなき革命〜/ももいろクローバーZ
鼓動の秘密/東京女子流
この10曲から選びに選らんで点数を付けたのが以下の5曲(持ち点10点を5曲に配分)
5位:この胸のメロディー/前田敦子(1.0pt)
待ち望まれた前田敦子のソロ活動に用意された楽曲はAKBの時とは大分装いが変わり、
ソロシンガー前田敦子の為に用意された曲が並ぶ中、
新たな可能性というか変化球で勝負してきたのがこの胸のメロディー。
シンプルなアップテンポ調の曲に合わさるのは今までとは違うあっちゃんの歌い方。
若干突っ張った印象はあるけど、大サビでキーが上がると丁度いい具合になる不思議さ。
ソロの方が自由かつのびのび歌えているので来年もこの調子でソロプロジェクト進行していってほしい。
4位:鼓動の秘密/東京女子流(1.0pt)
去年1位にキラリ☆を推して、その世界観の究極に達しているのが鼓動の秘密。
イントロ5秒からこの曲の完成度の高さと美しさが解る素晴らしい入り方だし、
その後の展開も畳み掛ける様であり何処か落ち着いた感のある様相で斬新。
フォーメーションとかも計算された上手さがあるし正に名曲。
ただこれに甘んじたのかその後のシングル2曲があまりにも体たらくで酷過ぎるので
東京女子流を長期的に育てていきたいのなら、来年はもっと違った方向性を見出していただきたい。
3位:Z伝説〜終わりなき革命〜/ももいろクローバーZ(2.0pt)
正直今年はこの曲に一番驚かされたと思う。正直それまで何とも思わないというかむしろ嫌っていたももクロ。
唯一推してた早見あかりの脱退でもう聴く事は二度と無いだろうと思っていた中、
たまたまバトルアンドロマンスの試聴をしたら1曲目からこれw
この全くと言っていい程歌とか歌唱法の文法を無視して崩しているのにしっかりとさまになってる不思議さ。
自分の中に今まであった理論が一瞬にして崩れ去っていった恐ろしくもあり素晴らしい曲。
この何でも許される感も新しくもあり羨ましい。
2位:風は吹いている/AKB48(2.5pt)
規模的には最早モンスターグループと化したAKBだけど、曲に関してはとやかく言われながらも
桜木・エビカツ・フラゲ・風吹・マリコとそれぞれの役割というかカラーが明確で相変わらず面白いしお見事。
復興支援曲という名目はありながらも、RIVER・Beginnerから続く路線を上手く継承していて
至ってシンプルなメロディの中に鋭くメッセージを織り込まれている。
様々な事があった今年に必然的に生まれてきた曲である事に間違いないのは確か。
1位:ふいに/板野友美(3.5pt)
今年は個人的には兎に角この人の1年でした。AKBの時は何とも思ってなかったけれど、
Dear Jでソロ活動が始まると板野友美ワールドが面白く感じ、その板野友美ワールドが形成されたのがふいに。
思いっきりクラブ寄りに振ったDear JやWanna be now等と、Jポップ路線に振ったTUNNELやDon't miss itとが
合わさった正に板野友美のコンセプト・世界観がふいにで完全に形成されたと言って可笑しくないと思う。
歌唱法を制作陣営が理解した上で用意されてきている曲のレベルも高いし文句の付けようがない位素晴らしい。
というか今年発表された曲全部良かったのは板野友美だけ。全曲ノミネートしたい位どれも楽曲のレベルが物凄く高い。
AKBの中での板野友美しか見てない人は勿体ない。一度ソロで聴いたら虜になる。その位出来がよく今年の1位に相応しい。